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3D小説、名前のないプレゼント二つ説とちえりヨフカシ説

久しぶりに、3D小説に関する考察をしていこうと思います。

大阪ソルオフ後私はこんなことをツイートしておりました。

https://twitter.com/telnarn/status/630415775635935232

帰りの車の中で「名前のないプレゼント2つ説」と「ちえりヨフカシ説」が浮上した、というネタでございます。
これについて少々詳しく書いておこうと思います。


1.名前のないプレゼント2つ説

「名前のないプレゼント」とは、ファーブルとの謎解き対戦の際に情報として得られたものであり、http://ch.nicovideo.jp/3d_bell/blomaga/ar602977でも語られている通り、2014年から見て12年前のクリスマスに例外的に生み出されたもう一つのプレゼントだとされている。
このとき、八千代がこの例外的プレゼントの存在を「英雄のプレゼント」と推理したことはかなり自然なことであった。
八千代は久瀬から「プレゼントをもらうと記憶が一部なくなることがあるらしい」という情報を得ていた。http://ch.nicovideo.jp/3d_bell/blomaga/ar601305
そして、八千代から見れば久瀬は12年前のクリスマスの記憶が抜け落ちているように見えている。であるならば、12年前に例外的にプレゼントが生み出されたというのであれば、それは久瀬が持っている、という推理が成立する。
だから、八千代は「英雄のプレゼント」と考えた。これはhttps://twitter.com/telnarn/status/505698408573566976でもつぶやいている通り、プレゼントの名前は持ち主のコードネームから始まるという法則性があるからだ。
にもかかわらず、メリーは名前のないプレゼントに名前を付けるとしたら「悪魔のプレゼント」であると言っていた。
実際に当時、私はこの流れを受けて名前のないプレゼントはみさきが持っているのではないのか、という推論を立てていた。

この「悪魔のプレゼント」について、メリーは個人的な連絡に用いていたチャットルームにおいて、ソルに対して「再会」の願いが込められたプレゼントである、としていた。

これに対して、2部においてはどうだったか。
http://ch.nicovideo.jp/3d_bell/blomaga/ar693822プレゼントを受け取ったのは久瀬だった。
これを前提に考えると、やはり八千代の推理は正しかったといえる。であるならば、「悪魔のプレゼント」とはなんだったのか、「再会の願い」とはなんだったのか、という疑問が生じるのである。


2.考えられる可能性は


ここで考えられる可能性として挙げられるのは、「1部におけるメリーの説明はブラフだった」というものと「1部におけるメリーの説明は正しい」という二つである。
前者、即ちブラフであるとするならば、ここで必要なのは、「なぜそのブラフを仕掛ける必要があったのか」である。
後者については、「実は久瀬が悪魔であった、だから悪魔のプレゼントという名前になるのであって、全体として整合的である」という可能性と「2部で言及された12年前の例外的プレゼントのほかに名前のないプレゼントが存在し、メリーは会話の中でこの二つを使い分けた」という可能性だ。
ソルオフの帰りの車の中で話題に上がったのはこの最後の可能性である。

もしブラフであったのならば、そのブラフを使う必要性は何にあったのだろうか。
八千代及びソルに対するミスリードだとして、そのことでいったいどんな効果があるのだろうか。
メリーは優先順位の問題として、久瀬をまず第一に救いたいと考えており、そのために悪魔を消し去ろうと考えていることからすると、少しでも悪魔を消す方向に流れるのであれば、ということだろうか。
個人的にはなんかしっくりは来ない。


次に「実は悪魔は久瀬だった」という考え方はあまりにもセンセーショナルで、これは採用しがたいというべきであろう。
悪魔を消そうとするメリーは何よりもまず久瀬を救おうとするのであり、この部分は簡単に繋がらないだろう。

そこで、ブラフではなく正しい情報であった、と考えるのであれば「名前のないプレゼント」は2つあるのではないか、という推論が生じるのである。
メリーの言が正しいのであれば、順番がおかしいのである。

★ メリー > 名前のないプレゼント――悪魔のプレゼントには、「再会」の願いが込められています。悪魔は強引に、彼の運命を書き換えた。彼にプレゼントで呪いをかけ、そして、血を流させた。 同じことが繰り返されてはいけません。

チャットでメリーはこのような発言をしています。これは「悪魔が再会を願う」→「彼の運命が書き換わる」→「血が流れる」という順番である。
ここでいう「血が流れる」という点が12年前のクリスマスの久瀬の事故を指しているのであるのだとすれば、この事故よりも前の段階で「悪魔のプレゼントは存在した」はずなのだ。
ブラフではないのであれば、メリーが言及している「悪魔のプレゼント」は12年前に臨時で生み出されたプレゼントとは別物でなければ筋が通らない。
そう考えると、メリーが「12年前に例外的にもう一つプレゼントが生み出された」と言いそれに対して八千代が「英雄のプレゼント」と答え、メリーが「“名前のないプレゼントに名前を付けるなら”それは悪魔のプレゼントだ」と答えたことの意味が見えてくる。
最初のメリーの発言で言及されたプレゼントと悪魔のプレゼントは別物、「名前がついていない」という共通点を使い、八千代にカマをかけ、12年前の出来事を探ったのであろう。
また、メリーが悪魔を消さなければならないとしたことも意味が通る。
悪魔はそのプレゼントをもって「再会」を果たすことができる。しかし、そのプレゼントが効果を発揮するとき、それは久瀬とみさきが出会うということになり、久瀬は「本来の自分」を思い出してしまうことになり、それは久瀬を救いたいメリーの本意ではないということになる。そうなれば、悪魔は消えなければならない、という結論に到達することになる。

なんとなくですけど、悪魔のプレゼントのイコンがなんであるかというのを考えると、やはり少年ヒーローのキーホルダーの可能性が高いと思います。となると13年前に生み出されていたのがそれ、ということなんでしょうかね。
ただ、13年前に通常のプロセスで生み出されていたのだとすれば、何らかの形で協会に情報が残る気がします。だとすればなぜこのプレゼントに「名前がない」のか。真の意味での――特殊能力としての――プレゼントとして生み出されたものではなく、魔法的力がないものだというのが一つの可能性、センセイが生み出したのとは別にプレゼントが作り出されたというのがもう一つの可能性、というのが、今のところ私が考える可能性です。


3.ちえりヨフカシ説


ヨフカシについて、もっとも核心に迫った情報はノイマンのそれだろう。
http://ch.nicovideo.jp/3d_bell/blomaga/ar605289
「たったひとり、あの夜に眠らなかった子供」

12年前、あの事故の夜に眠らなかった子供が一人だけいる、これが意味するところは何なのか。
端的にいえば、その夜に起きた出来事に対する、他の人間が持たない情報を何か持っている可能性が高いということなのだろう。
プレゼントの力で何か記憶の改変が起きたが、ただ一人、その影響を受けていないといった――これはあくまでも一例に過ぎず、別の何か事情があるかもしれないが――そういう特殊な事情を持った人物、それがヨフカシなんだと読める。
だとすれば、それは誰なのかという方向から考えてみる、そういうアプローチをしてみる。

まず、センセイや同時期に失踪した協会員は候補から外れる。
確かに彼らは事故について特別な事情から何らかの情報を握っていることは間違いない。しかしながら、たった一人眠りから逃れた――スイマから逃れたと言えるかもしれない――という条件から考えると、かなり特殊な形で――すなわち他の事情通とは異なる形で――何か情報を持つことになった、そういう人物であると予想される。
そうすると、センセイに近しい人物たちは、そういった特殊候補からは除外されることになる。

一般的な聖夜協会員の中にいるのだろうか。これも期待薄である。
ヨフカシは実はフェイクで存在していない、というのであればともかく、これまで名前も出てきていないような些末な人物がそのような重要人物になるとは考えにくい。そういう小説構造をしていた場合、大概がその作品は駄作である。

では、名前がついてるような協会員はどうか。
少なくともネームドの協会員の中で特殊な情報を握っているのはノイマンのみであり、そのノイマン自身はヨフカシであることを否定している。フェイクの可能性を疑ってしまえばキリはないものの、よくわからないというのが実態だろう。
確かにノイマンはいろんな意味で特殊な立ち位置にいる。メリーとのつながりを保ちつつ、http://ch.nicovideo.jp/3d_bell/blomaga/ar606877の「より詳しく事情を知る人物に」のくだりからしても、雪とのつながりもある。
ただ、逆にいうと、ノイマン自身が個人的に特殊な情報を持っているというよりも、このような立ち位置にいるがゆえに情報が一般の協会員に比べて多い、というのがどちらかというと素直だ。


こうやって可能性を絞っていくと、名前が登場している人物でこの段階で残るのは、メリー、若しくはちえりなのである。
メリーが何者なのか、という点については私自身は別の記事で考察しているので割愛するが、メリーがみさきとちえりの二人一役という私の考え方を採用したとしても、少なくともみさき自身は12年前の事故の当事者ともいえる立場にいる。
当事者だからこそ、当時発生した何かの影響を受けなかったという可能性もあるが、これまでの3D小説の流れからして、プレゼントの発生と記憶の改変は一種セットとなっており、当事者のほうがむしろ影響を受けるのが自然に思える。
であるならば、「みさきの双子の姉妹」であるため、「12年前のクリスマス会にいたはず」のちえりが浮上する、こういうことである。


このように考えるといろいろと厄介な問題も浮上することは事実である。
とりわけ、――描写を探し出せなかったので、記憶頼りだけれども――ちえりは最後に参加したクリスマスパーティは13年前だと答えていたはずである。
このこと自体は事実として間違ってはいるものの、記憶改変的なことが起きていれば何ら不思議ではない。とはいえ、ヨフカシであれば、むしろこの記憶改変の影響を受けていない可能性が高く、フェイクを挟んでいるということになる。
なぜこのフェイクを挟むのか、この点の説明をしなければならなくなるのだ。

とはいえ、逆に懸案であった問題、ちえりが2部において自分自身まで消えようとした理由の一端が見える可能性が出てくる。
前回の考察でも記述したが、ちえりはhttp://ch.nicovideo.jp/3d_bell/blomaga/ar586442において久瀬と会っており、ちえりが久瀬に会うことでは久瀬が倒れることにはなりそうにはない。
であるならば、ちえり自身が消える必要性がない、という問題である。
もし仮にちえりがヨフカシであれば、ちえりは眠らなかったがゆえに他の人物とは違う何かを知っている。そのために自分自身まで消える必要性があると判断している、と考えている、という一応の説明が可能になってくるのだ。
もちろん、ヨフカシが何を知っているのかが全く不明であるため、これ以上の深入りができないので、可能性の域を出ないが、個人的に思うに、ちえりの消失願望に初めて説明がつく可能性がでてきたと思うのである。

また、少なくとも2部のメリーはちえりであると考えるのが自然であるところ、要するにメリーがセンセイとは一定の距離を保ちつつ、異なるスタンスから物語にアプローチしている理由もなんとなく見えてくると言えるのではないか、とも思うのである。
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