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祝・日馬富士優勝 他の大関の成績についての考察

久しぶりの更新となりますね^^;

日馬富士が全勝優勝した今場所ですが、残りの大関陣の成績が、稀勢の里・琴奨菊が10勝、他が9勝でした。
となりますと、まぁ、今回は日馬富士が優勝してるので多少おとなしいかもしれませんが、どうせ横審か評論家かどちらかがまた頭の悪いことを言い出すに決まっています。
つまり、大関陣が不甲斐ない、と。
この点、面白い検証をしているブログを見つけましたので、紹介しておきます。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/120
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/121

横綱・大関の平均成績から見た期待成績といったところでしょうか。
これを見ても、今回の大関陣の成績は及第点といえるだろうことは分かりますが、別の視点から考えて見ましょう。

大関という地位は歴史上、あるいは現在も番付そのものとしては常設の最高位を表すものですが、事実上横綱という「地位」が存在するため、その意味で大関とは2番手グループと言っていいでしょう。
この、2番手グループが求められる成績とはいったいどれくらいのものなのでしょうか。

これを理解するために横綱に求められる成績を検討してみます。
ここで、利用するのが、金星です。

金星とは三役以上ではない平幕力士が横綱に勝利することを指します。
横綱にとっては金星を配給することは不名誉なことになるわけですが、ではそれがどのくらいのペースで配給されるか。
その辺のデータはハッキリとは見つけていませんが、Wikipediaの記事を見ると、いわゆる大横綱と呼ばれる人達は一場所平均で1つ以下というデータもあります。
が、逆に一場所平均で2個近い金星を配給している横綱もいる。
また、Wikipediaにある配給率は休場場所を考慮していないため、実質の配給率はもう少し高めになるはずである。
以上のデータを総合すると、大横綱級で一場所1個弱、並みの横綱で一場所1個前後、弱横綱で一場所2個弱と言ったところが相場になりそうだ。
となると、大横綱級こそが横綱として求められる真の姿であるといった別格中の別格以外認めないんだという主張をするのでなければ、横綱とは金星を平均1つ程度に収めるだけの実力を持った力士がなる物であると言える。
また、そのように仮定すると、横綱昇進の基準である2場所連続で優勝またはそれに準ずる成績というのもうまく説明がいく。
なぜなら、取りこぼしが平均で1つ前後の実力があれば、星がうまく偏ったタイミングで横綱に昇進することになるからだ。
逆に、それ以上の取りこぼしがあるような力士は、いかに星が偏っても昇進基準を満たすのはかなりの運の要素が絡むことになる。

以上の考察を前提に考えると、大関とは取りこぼしは平均2つ程度までは許容されると考えるべきである。
しかも、ここで考えている取りこぼしとは平幕相手を指している。

大関の実力がある場合、大関とは五分五分の成績を出せるだろうことが予想できる。
横綱大関は過去の例を見ると2人~8人の幅で推移しており、5人か6人の時期が相当長いように思う。
それは正確にはhttp://www6.plala.or.jp/ma214/record/banduke.html#nowでも見ると分かると思う。
もしかしたら7人が一番長いかもしれない。
それはともかく、6人だと仮定してそれらと五分五分、取りこぼし2番、さらに三役戦というものを考えると、平均的には9勝程度が大関の実力がある力士の成績である。
また、平均してそれだけの成績が残せる実力を選別するのに、直近3場所33勝以上という目安はまさに的確なのだ。
平均的にそれだけの実力が出せなければ、いかに星が偏っても基準を満たすのは難しいということだ。

ここまでの考察では、大関昇進や横綱昇進について、平均的な実力と星が偏った場面とを分けて考えているが、当然、平均的実力がそのまま大関昇進基準に到達したり、あるいは横綱昇進基準に到達する力士は出てきても不思議ではない。
これは単純に前者の場合は将来的に横綱になり、後者の場合は大横綱になるという、それだけの実力があるということを意味するに過ぎない。

今場所で見ると、稀勢の里が取りこぼしが1つ、関脇戦で1敗、6戦した横綱大関戦で3敗である。
以下、琴奨菊が取りこぼしが1つ、5戦した横綱大関戦が4敗(琴奨菊と琴欧洲は同部屋のため対戦が無い)。
把瑠都が取りこぼし0、小結戦で1敗、6戦した横綱大関戦で5敗。
琴欧洲が取りこぼし1つ、小結戦で1敗、関脇戦で1敗、5戦した横綱大関戦で3敗。
鶴竜が取りこぼし0、小結戦で2敗、6戦した横綱大関戦で4敗である。

日馬富士と白鵬が突き抜けた関係で、この5大関は横綱大関戦で2敗していることを考えると、残った5大関同士の対戦では、それぞれ3-1、1-2、1-3、2-1、2-2であり、把瑠都が多少負けこんでいるが、概ね五分五分の成績である。
取りこぼしの数も関脇小結戦も含めて考えると少々琴欧洲が負けこんでいるが、これも明らかに誤差の範囲である。

このように考えると、今場所における大関の成績は及第点である。
無論、そこから突き抜けて横綱を張る力士が出てくるほうが面白いのは間違いないが、彼らの成績が「大関として」足りないわけではないのは明白だ。

先場所直後にも話題に上がったが、10勝以下で角番にすべきとか、負け越しは即陥落にすべしという意見は何も分かっていない。
大関昇進基準が求める平均的な実力と言うものを考えれば、10勝以下を角番にすれば、横綱クラスの実力が無ければすぐに陥落してしまう。
負け越しを陥落基準にしても同じである。公傷制度が無い今、星が少し偏ればすぐに陥落してしまうことになる。

大関昇進基準が直近3場所を見ている以上、そのような陥落しやすい制度を導入すると、「常設の地位である大関」は数が足りなくなり、関脇で勝ち越しただけの力士が入ることになる。
それは北の富士が大関に昇進したときのような成績と同じか、あるいはそれをも下回る可能性さえ出てくる。
となると、大関の成績はより流動的になり、彼らが望むような安定からはさらに離れていくのは必至である。
この程度の数学も出来ない人達がする提言にいったいどれほどの意味があると言うのか。

以上が、大関に苦言を呈するであろう人に向けた反論とでもなろうか。

今の角界は朝青龍時代、白鵬時代共に、一人横綱が大横綱クラスの実力を持つ中で、横綱クラスの力士がいないことによるアンバランスが目立っているに過ぎない。
大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花といった歴代の大横綱の時代にも他の横綱がいた。
そのため、バランスを取るためには、現状から見ると、横綱クラスの力士が一人くらいは欲しいと言うのが実情だろう。
そうなると、来場所の日馬富士は期待されることになる。
しかし、過去の成績の推移を見ていると、一皮向けないと、仮に横綱になっても弱横綱クラスになりそうだ。
やはり心もとないかもしれない。

他の大関陣を見たときに、横綱になりそうな大関は誰か。
平均的な成績で見ると、把瑠都、次点で稀勢の里だろうか。
個人的には稀勢の里は横綱に上がるんじゃないかと期待してるが、実を言うと日馬富士が3回も優勝するとは思ってなかった。
あまり期待はしていないが、何かのタイミングで琴奨菊の優勝もあるかもしれない。
それでも鶴竜が優勝するのだけは想像できない、不思議だ。
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まとめ【祝・日馬富士優勝 他】

久しぶりの更新となりますね^^;日馬富士が全勝優勝した今場所ですが、残りの大関陣の成績が、稀勢の里

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